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◇フェイト/アポクリファ5◇

Fate/Apocrypha vol.5 “Fate/Apocryphaキャラ缶バッジ付き”
おすすめ度:★★★★★
※おすすめ度最高は★5つ。例:★3つの場合は★★★☆☆という表記となります。

◇あらすじ◇

『虚栄の空中庭園』にて、遂に“黒”のサーヴァントと“赤”のサーヴァントが激突した。
夢に手を伸ばしながら、次々と散っていく一騎当千の英雄たち。

一方、“赤”のマスターである天草四郎時貞は遂に人類救済の夢に手をかけていた。

第三魔法「天の杯」による魂の物質化。即ち、全人類の不老不死化。
ルーラー、ジャンヌ・ダルクはその願いの正しさに迷いながらも、旗を手に立ち向かう。

誰が正しく、誰が間違っているのか。善も悪もなく、秩序も混沌もなく。
互いの譲れぬ想いが交錯したとき、焔は再び聖女を包んだ。

受け継いだものはなく。託されたものもなく。
けれど、そこには確かに生まれたものがあった。

天草四郎時貞が捨てたものを最後の武器として、ジークは最後の戦いに挑む――!

◇感想◇

 それぞれのマスター、サーヴァントペアの終わりに興奮、そして涙。
 遂に完結を迎えたTYPE-MOON BOOKSの新刊「フェイト/アポクリファ」5巻!
 コミケに行くほど買いたいものも、金も、時間もないので同人取り扱い店舗で購入。
 フェイトらしい、群像物として素晴らしい最後でした。
 主従の結末がそれぞれしっかりと書かれており、思わず涙。皆が勝利者であって欲しいと願っていたジャンヌの気持ちが分かります。
 また、やはりフェイトは戦闘シーンが素晴らしい。特にジークとカルナの戦闘が好きですね。フェイトらしいというよりは、ライトノベルらしい戦闘、決着ですが、ヒロイン(?)たるアストルフォが割って入り、決着へ持っていくのがいい。最終巻までしっかりとヒロインでしたね、アストルフォは。素晴らしい、きっと男でも良いという方が増え続けていることでしょう。わ、私は違いますけどね、ええ、男でもいいわけがないですよ? ええ、ホントウデスヨ?


 今巻、ある意味もっとも聖杯戦争としての戦闘としてかけ離れた戦いをしていたアキレウスとケイローン。
 宝具もクラスもかなぐり捨てた肉弾戦闘。サブミッションとかやってますよ。
 アキレウスの特殊な宝具によりそのような事態になったのですが、聖杯戦争でただただ殴り合うってある意味とんでもですわと驚愕。決着も、少年漫画みたいな感じ。
 こういうのもいいですが、割と理論的というか、こういう過程だから結果こうなる的な筋道がある方が好きだったります。完全に好みの話ですけどね!

 そして、ライダァァアアアアアッ!! 好きだ――――――っ!!
 マスターのため、カルナ相手に逃走劇をしたり、セミラミスの『十と一の黒柩』という防御兵器をボロボロになりながらも全て破壊し、なにより、カルナとジークの戦闘では、アキレウスから譲り受けた宝具『蒼天囲みし小世界《アキレウス・コスモス》』という防御兵器により、カルナの捨て身の宝具からマスター(ジーク)を守り抜くなど、至る場面で活躍しまくりです。
 しかも、最後なぞ聖杯大戦が終了したにも関わらず、ジークとの契約が切れずそのまま限界し続け現代世界を旅するとか、フェイト界のライダーの中でも随一の幸運の持ち主ではないかと思うのですが、どうでしょう?
 むしろ、それからの展開が気になるまであります。現代に残ったアストルフォの新たな神話というものを見てみたい。最終回はジークと再開してイチャイチャして終わるんですね分かります。

 なんだかんだと一番応援していた赤セイバー組、獅子却とモードレッド。
 最初から最後までお互いを信頼し、戦い抜いた二人。
 願った夢は叶わなかったですが、それすら納得し、死ぬ獅子却に消えるモードレッドの格好良さと言ったらもう……っ! さいっこうに最高ですっ!!
 しかも、互いに背を向け合うように煙草を吸う二人の挿絵を入れるものだから、管理人、しばらくそのシーンを何度も読み返してしまいました。
 男女の関係ではありえない、サーヴァントとマスター、相棒だからこそ生まれる感情。
 最高に噛み合った相棒同士の関係というものは心を熱くし、モードレッドが言った通り二人の戦いはあまりにも「楽しかった」です。

 ジャンヌゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!
 そういう可能性もあるとは思っていましたが、本当に青髭ことジルが登場するとはと驚きを隠せないです。
 そして、彼によって暴かれるジャンヌのジークへの恋心。
 聖女であり、誰に対しても平等でなくてはいけないと思っているジャンヌが、特別視するジーク。
 そして、そんな彼を死地に追いやり、殺してしまったと思い込んだジャンヌが慟哭する姿は心にくるものがありました。
 無論、痛ましくも思いますが、なによりそこまでジークのことを想っていた彼女の気持ちを表している行動に、管理人の心が満たされるようです。
 やはり、ジャンヌは正統派ヒロインぽくていいなーと思いながらも、頭からピンク髪のライダーが離れない管理人はもうダメだと諦め、火炙りにされるしかないのですかね。 
 レアは止めて下さい! せめて、せめてウェルダンで!

 シロウとセミラミス。
 シロウはラスボス扱いということもあり、常に泰然自若だったため、あまり感情移入はできませんでしたが、逆にセミラミスは可愛過ぎです。
 ステイナイトや、エクストラのキャスターもそうですが、キャスターは割と愛に溺れやすいイメージがありますね。
 セミラミスもその例に漏れず、自身の目的よりもシロウのことを想ってしまい、なんというか、乙女ですね。年とか関係ない、あれは女の子です、女の子!
 そしてなにより、アプクリファ内でジャンヌやアストルフォ(?)を差し置いて唯一キスまでいった女性!
 報酬と言ってキスする辺り素直ではありませんが、その報酬が不服だと言ったら毒を飲ませると言って不貞腐れるのがまた可愛らしい。
 最後は、いつも自分が愛する者を看取る側なのが無念で仕方ないという、深い愛を感じさせてくれます。実は一番ヒロインしてるんじゃないですかね、セミラミス。

 色々あって最後。(中略とも言う)
 幻獣達が住まう別世界でずっとジャンヌを待ち続けたジークと、ずっとジークを探した続けたジャンヌが遂に再会します。
 そして、ジャンヌが告げるのは自身の想い。

「――私は、貴方に恋をしています」

 きたと、遂に告白だと、ぶわっと熱いものが込み上げてきて読了。
 綺麗に終わったなー、という気もしますが、もう少し二人のいちゃいちゃらぶらぶドキドキ感溢れるやり取りを読みたかったという気持ちが残りました。


 綺麗に終わりを迎え、管理人の中に熱い気持ちを残してくれた今作。
 もし、何かしらでアポクリファに関する作品が出るなら必ず買いますと宣言するぐらい好きなシリーズでした。
 アストルフォ、ジャンヌ、セミラミスなど可愛いヒロインが多く、また、格好良い男性キャラばかりで飽きることなく追いかけ続けてきましたがそれも今日で終わりです!
 ありがとう! フェイト/アポクリファありがとう!
 そんな万感の思いを込めて、また1巻から読み直してこようと思いました、まる。

◇関連書籍◇

【Fate/Apocrypha】

【Fate/Labyrinth】

【Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ】

【Fate/strange Fake】

【Fate/Zero】
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