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◇やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8◇


おすすめ度:★★★★★
※おすすめ度最高は★5つ。例:★3つの場合は★★★☆☆という表記となります。

◇あらすじ◇

彼は変わらない。だから周囲は変わっていく

雪ノ下雪乃は「……あなたのやり方、嫌いだわ」と、否定した。
由比ヶ浜結衣は「人の気持ち、もっと考えてよ……」と弱々しく呟いた。
後味の悪さを残した修学旅行を終え、日常に戻った奉仕部。三人の関係はまたぎこちないものに戻ってしまうのか……。
そんな折、奉仕部に新たな依頼が持ち込まれる。内容は生徒会長選挙に関わるものだった。
お互いのやり方を認められないままの奉仕部の三人は、それぞれが別のやり方で依頼に対することに。
ばらばらの奉仕部。分かっていた。この関係はいつまでも続かないことも、自分が変わることができないことも。
――君のやり方では、本当に助けたい誰かに出会ったとき、助けることができない――
自然消滅か、空中分解か。誰のやり方でも奉仕部は解散を免れない。
その行動は誰がために。――それでも自分のやり方を貫き藻掻こうとする“彼”は、大きな失敗を犯してしまう――。

◇感想◇

 変わらない信念、苦悩、藻掻き、成長、そして失敗。
 まさかまさかの大ポリューム、ページ数なんと350P以上の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」待望の8巻!
 前回の修学旅行の話を引きずっているため、奉仕部の空気がぎこちなく、あまり萌えというもののない今巻。
 八幡の苦悩、成長をぎゅっと1冊に詰め込んだお話です。
 350P以上、ヒロインほっておいて八幡の話って、ラノベ界一捻くれた主人公はやることの大きさが違いますね。


 冒頭でも書きましたが、全開の修学旅行の話を引きずっているため、奉仕部の3人誰もがぎくしゃくしていて、読んでいる私なんかは胃がキリキリしてきましたよ。
 こういった微妙な空気は現実にもあるので想像しやすく、余計に胃の辺りがキリキリと。
 この前「WHITE ALBUM2」をプレイして、胃を痛めたばかりなのに、追い討ちを喰らうとは。その内、穴が開いてしまいます。
 奉仕部メンバー3人がばらばらに行動して、このまま奉仕部がどうなるのか不安になりました。正直、八幡、雪乃、結衣の誰かが(一時的にせよ)生徒会長になってしまうのではないかと、緊張しながらページを捲っていました。
 そんなことはありませんでしたが。

 今まで八幡は自分を犠牲にし、多くの人を救ってきましたが、今回初めて奉仕部を失くしたくないと、八幡が自分のために行動を起こした時は、胸が高鳴ってしょうがなかったです!
 小町に頼まれたから、という理由がないと動けないのは捻くれている八幡のご愛嬌、というもの。
 これまで結果さえ良ければ自分さえ傷付けても良いという八幡のスタイルでしたが、今回は誰もが傷付かないようにと配慮までして!
 途中途中に入る地の分では、「雪乃と結衣に傷付いて欲しくない」という意味の言葉が幾度も見受けられ、遂に、遂にあの八幡がデレた! と感動したものです。
 なにより、材木座や小町などの助けを借りてまで奉仕部を守ろうとする姿には、八幡の成長を感じずにはいられませんでした。八幡が、初めて自分のやり方を曲げて、雪乃や結衣のために行動したのですから。
 それでも、あまり人にお聞かせできないやり方でしたけど(笑)

 唯一気になったのは、あらすじの一文「”彼”は、大きな失敗を犯してしまう」。
 私としては、今回の話は今まで以上に上手くいったように思えています。
 八幡すら傷付くことがなく、全てが丸く収まった依頼。結衣も喜び、八幡との距離が一歩近付いたのかなーとすら思っていました。
 しかし、唯一人雪乃だけが何か思うところがあるようです。そのことを、なんとなしに八幡も気が付いているようですが、自分がどのようなミスをしたのかは分かっていません。
 管理人も分かりません。どういうことでしょうかね? これは次の俺ガイル9巻に期待するしかありません。
 
 話は変わってここからは萌え要素やネタの感想を少々。
 7.5巻にちょびっと登場した新キャラ、一色いろはちゃん。
 八幡を先輩と呼ぶ唯一のキャラではないでしょうか?
 端キャラだと思っていましたが、八幡だけに素を見せたり、可愛い自分を意識して演じているといった腹黒さなど、私には結構ヒットし、今回唯一の萌え要素と言ってもいいかもしれません。
 八幡との恋愛要素は全て否定されましたがね! おのれ葉山……っ、許すまじ!

 八幡のことが気に入っているのか、会う度にちょっかいを掛けてくる陽乃さん。今回も前巻までの例に漏れず八幡をからかっていましたが、これまでよりも腹黒さというか、裏の顔というか、隠れていた本性が表に出てくることが多く、妖艶さが際立っておりました。
 管理人は見事にノックアウト。これは、陽乃さんの下僕になるのも近いかもしれません。

 俺ガイルは千葉ネタや、アニメネタなどを自然に盛り込む作品ですが、今回は艦コレネタが良く目に付きました。思わず笑ってしまいましたよ。ティータイムは大事にしないとネ!

 
 相変わらずリアルな人間関係を描くのが上手い渡航先生。
 捻デレ八幡の奮闘、成長をまるごと1冊に詰め込んだ8巻! 八幡ファンにはたまらない1冊になっておりますので、ぜひぜひご購読を!!

◇関連書籍◇

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