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  • MF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ』7巻感想


◇ようこそ実力至上主義の教室へ7◇


著者:衣笠彰梧 イラスト:トモセシュンサク
おすすめ度:★★★★★
※おすすめ度最高は★5つ。例:★3つの場合は★★★☆☆という表記となります。

◇あらすじ◇

2学期も終了間近の12月半ば、Dクラスを裏で操る存在Xの特定のため、Cクラス龍園の執拗な調査が開始された。高円寺までもが疑いの対象となり、ターゲットが絞られる中、ついに龍園の魔の手は軽井沢恵に迫り……。そのような状況で清隆は唐突に茶柱先生に呼び止められる。珍しく弱気な表情の茶柱が案内した先にいたのは――「既に退学届は用意させてある。校長とも話がついている。後はおまえがイエスと言えばそれで終わりだ」「あんたの命令が絶対だったのはホワイトルームの中での話だろ。あの部屋はもうない。命令を聞く必要もない」退学を迫る清隆の父親、そして学校の理事長から、秘められた高度育成高等学校のシステムが語られ――!?
(MF文庫J公式サイトより)

◇感想◇

 新ヒロイン椎名ひよりちゃん。ありだと思います!!

 ついに龍園との正面対決! 今作でも1、2位を争う盛り上がりを見せるMF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ』7巻感想!

 最高でした。ええ、最高でしたとも!
 これまでも面白かったですが、7巻は特に面白かったです!

 当然、その面白かった大部分は龍園との対決でした。

 今回の作戦は失敗だったから次頑張ろうというノリではなく、明確に決着を付けていて、読了後はスッキリ。お楽しみは次の巻へ! みたいな流れだと次の巻が気になり過ぎて読み終わった後は悶えていますからね。
 まあ、今も面白過ぎて悶えていたところですが!

 ああもうよう実最高かぁああああああああああああ!!(絶叫)

 ■同じ趣味を持つ人を見付けて楽しそうなひよりちゃん可愛い■

 6巻でふわふわ謎めいた登場をしたCクラスの椎名ひよりちゃん。7巻表紙の銀髪の子です。可愛いでしょう?

 今巻でもあまり出番があったわけではありませんが、清隆と若干の接触がありました。
図書室で、同じ読書好きだと思われる清隆に楽しそうに話し掛けるひよりちゃん。
 その表情は前回のように淡々としたものではなく、同好の士を見付けて語り合いたいと気持ちが急く年頃の女の子でした。

 趣味について理解してくれる清隆と話しているのがとても楽しいのか、何度も顔を輝かせるひよりは本当に愛おしい。

 いいですよねー。趣味を語り合える相手って。特に珍しい趣味だと語り合う相手もなかなかいないでしょうから、そういった相手を見付けてはしゃぐのもわかります。
 とはいえ、ひよりの趣味は小説であり、一般的にいないわけではないでしょうが、同年代ではなかなか読まなそうなチョイス。往年の名作ミステリー小説と言われても全く分かりませんでした。これを機に読むべきか。

 身近になかなかいない話の合う相手に積極的なひよりちゃん。前回登場した時は感情を表に出さないふわふわ不思議ちゃん系だと思っていただけに、この変化は良いギャップでとても惹かれます。

 龍園との決着が付き、次からCクラスを率いるのは彼女のようですが、これからどのような関係になっていくのか。
 周囲に敵対的だった龍園とは逆に、清隆達と共闘を結んだりしてくれると、ひよりとの絡みも増えて嬉しいですねー。もっと言うなら個人的に清隆と協力をするとか。
 龍園達から清隆がDクラス裏の支配者というのがひよりに伝わる可能性がありますし、趣味での縁もある為、そういった未来もありえるととても嬉しい。

 なんといっても、楽し気に趣味を語り合う清隆とひよりちゃんとか見ていて微笑ましい可愛いし尊くて最高ですから!
 

 ■もう軽井沢をヒロインとして全面的に推し出していきましょう■

 1巻の表紙の子誰でしたっけ?

 そんな疑問が出てくる程度には、堀北が空気化している昨今。それで面白くなければまだよかったのですが、出てこなくても最高に面白いからどんどん忘れさられていく、と。

 逆にメインヒロイン化が進む軽井沢。4巻から着々とヒロインの地位を築き上げていましたが、7巻では誰が見ても間違いなくメインヒロインでした。

 清隆に裏切られても裏切り返すことはなく、最後まで彼の為になろうとした彼女を好きにならない人はいないでしょう。
 軽井沢にとって身体を許すよりも嫌だったいじめられていた過去の暴露を、清隆が不利益を被るなら自分から暴露してもいいと言える程なのですから。

 清隆はその感情を依存と言いますが、私としては信頼とか好意といった言葉に置き換えたいです。それぐらい、軽井沢からは依存とは違った明確な好意を感じます。
 結局のところ、清隆が口にしている依存≒好意ぐらいではないのでしょうか。人の気持ちというものを理解しているようで、理解しきれていない気がします。

 今回の事件を経て、軽井沢にどのような変化があるのか、7.5巻ではその部分がちらりとでも書かれていると嬉しいです。
 明確な変化というなら、やはり平田と別れて、教室でも清隆に話し掛けるようになるとかでしょうが、はてさて一体どうなるのか。楽しみです。

 やっぱりヒロインは軽井沢でしたね!

 ■龍園との最終決戦。見たい場面を凝縮したようで最高■

 こちらが読みたいものを全て理解しているのではないか。そう思う程に、龍園との最終決戦は心躍りました。

 (心の内はどうあれ)軽井沢のピンチに颯爽と登場する清隆。龍園達が追っているXは俺だと正体を明かすところから始まり、龍園の暴力をより強大な暴力によって飲み込む場面は、格好良いの一言。
 ダークヒーローというか、明確な正義の味方とは違う魅力がありました。

 特に『全ては俺の手のひらの上』という意味の語りは、背筋がぞくりとするほど。誰もがやるし、見慣れた手法ですが、こうまで読み応えのある使い方はなかなかありません。衣笠先生はやはり天才でしたか。

 これまで、良くも悪くもその悪辣な手腕で1学年を手の平に踊らせてきた龍園。そんな彼を圧倒する清隆の底は知れません。

 今回の事件を経て、Cクラスのリーダーから降りた龍園。まだ彼に利用価値があるとする清隆とどう関わっていくのが見物です。
 また、龍園という暴力、汚い策を使ってきたキャラクターが舞台から降りることで、これまで煮え湯を飲まされてきた葛城や一ノ瀬達表の実力者がどのように動き出すのかも気になります。

 つまり、まだまだお楽しみだらけということですね!

 □伏線も見え隠れし、今後の展開が気にり過ぎて辛い□

 どれだけ綺麗に締めくくったとしても、やっぱり続きが気になるMF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ』7巻感想。

 龍園との戦いも終わり、8巻ではどうなるのか。と言いたいところですが、次は7.5巻で冬休みのお話とか。上でも触れましたが、7.5巻で少しでも軽井沢との新しい関係が読めると嬉しいですね。

 7巻で龍園とのことに決着が付きましたが、今巻だけでも伏線だらけ。ひよりちゃんもですが、堀北兄との約束だったり、清隆の過去のことだったり。
 私としては、お守りを落とした2年生の女子生徒が気になります。2年の南雲と仲が良さそうな電話をしつつも、彼が生徒会長になることに微妙な反応を魅せる先輩。清隆が届けたお守りを経て一体どうなるのか。新たな先輩ヒロイン台頭の予感にわくわくが止まりません!

 そうなると、やはり堀北の出番はないんでしょうかね……。

【後記】
 メロンブックスの7巻購入特典ひよりちゃんだったんですけどー!! 7巻読んでひよりちゃん好きになって、その後に気が付くとか本当に止めて欲しいのですが!? 明日買ってきます。情弱管理人の無駄遣い。

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