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◇そんな世界は壊してしまえ2 ‐クオリディア・コード‐◇


著者:さがら総(Speakeasy) イラスト:カントク
おすすめ度:★★★☆☆
※おすすめ度最高は★5つ。例:★3つの場合は★★★☆☆という表記となります。

◇あらすじ◇

人類の『敵』――“アンノウン”と戦う近未来。防衛都市東京に所属する朱雀壱弥は、初めての問題に直面する。狂っているのは自分か、それとも世界か。あるいは――「いつもにこにことなりでスマイルピース! あなたのカナリア、みんなのカナリア! 毎度おなじみ、宇多良カナリアです!」――この女か。水着で無意味にぴょんぴょんするカナリアに、朱雀の正義が揺れ動く。逡巡の末、新たな仲間たちを指揮するが……「教えてあげる――その気持ちが、恋だよ」「おまえ、もしや目が腐っているのでは?」TVアニメ『クオリディア・コード』7月より放送開始! 原作プロジェクトにして、『変態王子と笑わない猫。』コンビが贈る青春ラブコメの最前線、待望の第二弾!
MF文庫J公式サイトより)

◇感想◇

 登場人物全員頭のネジが締まってない!

 2016年7月からアニメ放送予定のクオリディアシリーズの1作。MF文庫J「そんな世界は壊してしまえ ‐クオリディア・コード‐」2巻感想!

 頭が狂ってる。(褒めこと、こと……ば?)
 頭のネジが外れた登場人物ばかりで、その突き抜けっぷりがキャラの魅力を引き立てているのだから不思議でしょうがありません。人として道を外していても、魅力的に映ることもあるのですね。

 ■朱雀を成長させる為の物語■

 さがら先生の変態性はそのままに、シリアス方面に進行している「そんな世界は壊してしまえ」。
 1巻、2巻通して朱雀の精神的な成長を促しており、あまり戦闘面はピックアップされていませんでした。

 東京主席とドンパチやって、主席の座を奪うのかと思っていましたが、東京主席があっけなく物語がフィードアウトして驚愕。1巻ではあれだけ大物感を出していたというのに、哀れ主席。ちなみに、名前はもう覚えていない。

 アンノウンとの戦いも、朱雀が一方的に殲滅する程度で、熱くなるような場面はほぼ皆無。むしろ、戦いになるとだいたい朱雀がショックな場面に遭遇しており、熱くなるどころか逆に冷めていきます。
 その度、考えを改めたりもやもや悩んだりと少しずつ前に進み、最後の最後で闇堕ち朱雀君に成り果てました。最終的には1巻当初の人類愛から離れ、ちょっと卑屈になったけれど、周りにも目を向けるようになった朱雀にクラスチェンジ。周りに目を向けるようになっただけ精神的に成長したなぁ、という印象を受けました。そして、その為だけに2冊丸々使い切った感じ。

 この成長がアニメでどのように影響するのか今から気になります。やはり、仲間を信じて戦うとかそういう扱い展開になるのかしら!? かしら!?

 管理人としては、もう少しカナリアとのイチャラブを見たいので、アニメではその辺りも期待したい。

 ■カナリアは変態で話が通じない狂気的なヒロ、ヒロイン?■

 カナリアの要素だけを上げ連ねると、本当にヒロインかと疑いたくなるような要素ばかりで、管理人目を覆いたくなりました。やはり、人には理性が必要だと深く理解。

 とにかく勢いと笑顔だけで全てを乗り切るカナリアさん。1巻に続き、今回も考えなしに行動を起こして、オープン痴女状態です。「大特価!今だけ無料!早く来て!カナリアが念入りにお掃除!正正正T」という看板を、水玉ビキニで自信満々に掲げるカナリアさんは完全に痴女でした。ごちそうさまです。

 そんな無自覚痴女なカナリアさんもやっぱりヒロインなんだなぁと思うシーンもあり、少々認識が変わりました。信じていたものに裏切られ、闇堕ちしかけた朱雀を、いつもの笑顔と前向きな言葉で踏み止まらせるカナリア。狂気的ではあるが、確かな愛に心打たれて正気を取り戻すとか、どこのバトルラブコメディーでしょうか。管理人が今まで読んでいたのは、変態コメディだと思っていたのですが、いつの間にすり替わっていたのかしら?

 ヒロインらしいところを魅せてくれたとはいえ、ラブコメらしさはあまり感じません。だって、照れもなにもなかったもの! 寧ろ、そういった正しいラブコメの反応はつぐみの方がしていたので、今作の青春ラブコメ担当はつぐみで間違いありません。カナリアはお色気担当。とりあえず、困ったらカナリアが脱げばだいたい解決な気がするまである。気がするだけ。

 ■他都市との絡みが出てきてテンションが上がってきました!■

   「東京」「神奈川」「千葉」と都市の名前だけはそれぞれのお話で出てきましたが、それ以上の関わりはなく、各作品ごとに独立したお話になっているクオリディアシリーズ。しかし、今巻では若干ながらも富士見ファンタジア文庫「いつか世界を救うために」の首席・天河舞姫と凛堂ほたるの二人が登場してくれて非常に嬉しかったです!

 さがら先生が描いている為か、若干雰囲気が異なる気がしてなりませんが。
 会話内容からすると「いつか世界を救うために」のその後っぽいので、二人の関係性がより親密になっているからかもしれません。

 やはり、同一の世界観・時代で他の主人公達とすれ違ったりするのは、1ファンとしてとても嬉しいサプライズ。本人達が意識しないまま偶然すれ違っているというのは、管理人的には好きなシチュエーションです。すれ違いつつも、お互いの物語に干渉し合っていると直良し。

 アニメでは、3都市の主人公&ヒロイン達が一同に会するようなので、今から彼ら彼女らがどんな反応をするのか楽しみで仕方ありません。

 □「神奈川」「東京」が終わり、残すは「千葉」のみ□

 アニメが始まる前に「千葉」編読みたかったなMF文庫J「そんな世界は壊してしまえ ‐クオリディア・コード‐」2巻感想。

 正直、渡航先生の「千葉」編を一番楽しみにしているので、アニメ開始前に出ないのはショッキングです。
 アニメ公式ページからは「皮肉屋で現実主義な兄」と「気だるげな兄に辛辣な言葉を吐く妹」程度の情報ぐらいしか読み取れません。これだけみると、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の比企谷兄妹のような関係なのかしら? と、想像するぐらいしかできません。
 しかし、兄妹という関係性の為、ラブコメ的な部分を担う別ヒロインが登場するのだろうか? などなど想像を掻き立てる程度には、情報が出ているのがむず痒い。早く読みたくてうずうずします。

 世界観は同じながらも、作品の雰囲気、性質も全く異なるキャラクター達がどのようにアニメで絡んでいくのか今から楽しみ過ぎて仕方ありません。
 だから早く「千葉」編を世に出して下さいお願いします――!!

◇関連書籍◇

【クオリディア・コード】

【クズと金貨のクオリディア】

【いつか世界を救うために】

【そんな世界は壊してしまえ】

【どうでもいい 世界なんて】

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