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  • MF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ』6巻感想

◇生徒会探偵キリカ6◇

生徒会探偵キリカ6 (講談社ラノベ文庫)
著者:杉井光 イラスト:ぽんかん⑧
おすすめ度:★★★★★
※おすすめ度最高は★5つ。例:★3つの場合は★★★☆☆という表記となります。

◇あらすじ◇

生徒数8000人超の巨大学園に、ついに生徒会選挙の季節がやってくる。絶対王者の天王寺狐徹会長に叛旗を翻した僕は、対立候補の朱鷺子さんと手を組んでなんとか勝つ道を探り始める。勝敗の鍵となるのはやはり副会長候補 なのだが、美園先輩を超えるような逸材がそうそう見つかるはずもない。一方の生徒会探偵キリカは、会長がなぜ美園先輩を相棒に選んだのかの謎に肉薄。やがて明かされる衝撃の事実と、僕が考えついた危険な作戦とで、選挙戦はまったく予想もしなかった異次元の領域に突入する! いよいよ一大決戦を迎えるハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第6弾!
(講談社ラノベ文庫公式サイトより)

◇感想◇

 先の展開が全く読めません! 楽しい!

 長らく延期していましたが、遂に発売しました講談社ラノベ文庫「生徒会探偵キリカ」6巻!

 5巻が狐徹との対立で終わっていたので、どうなるのか気になって過ごしてきましたが、ここまで読み手を惑わすとは思いませんでした。
 結局、ひかげが手に入れたかった勝利は得られなかったのでしょうか?

 ■大きな話に思わず頷いてしまうのは、人間誰しもあること■

 生徒会選挙の話だったのに、いつの間にか民主主義や、王政の話になっていた第6巻。

 日本を絶対王政にするという、普通に考えると不可能なことを狐徹がひかげに語っていますが、読んでいると「そういうこともできるのではないか」と思わされます。

 順序だてて説明され、間に誰もが納得する根拠を入れ込む。そして、話の内容はあまりにも大きい。そのせいか、近い将来、日本が王政になることもありえるかもしれないと信じてしまいました。

 中でも、現在の地球上に、民主国家がいくつあるかという問いの答えは、思わず頷き納得。

 どれもこれも拡大解釈で、不可能であるはずなのに信じてしまう。それほどまでに文章が良くできており、それが面白さとなっています。
 小難し過ぎて、講釈が苦手な人は飛ばしてしまうかもしれませんが、管理人は今巻随一の名場面だと思っております。ぜひじっくり読んで欲しい。そして、管理人のように「日本はいずれ王政になる!」と妄想に励みましょう。楽しいですよ。


 ありえないことを、ありえることとして文章のみで人に信じさせる力が、6巻にはありました。
 作家は嘘つきという言葉を訊いたことがあります。しかし、書き留めた嘘を信じさせることができるのはごく僅かの人だけです。そして、「生徒会探偵キリカ」には、嘘を本当と信じ込ませる力がありました。

 小説の偉大さに気付かされる1冊です。

 ■結局、全ては狐徹の手の平の上■

 今まで誰にも負けることがなかった狐徹が、遂にひかげに負けるのかと思っていた時期が管理人にもありました。

 どうすれば狐徹に勝てるのか、苦悩するひかげ。彼がどうするのか、結果どうなるのかというのは、最後まで読み切るまで予想できませんでした。
 どういう結末にするのか、どういう過程にするのか全く読めず、最後まで心臓を高鳴らせ、一気に読了。

 結局、ひかげだけでなく管理人含め、最後まで狐徹の手の平の上でした。
 しかし、やはり予想できないというのは、面白いものです。そして、読者に考えさせるお話の展開なので、飽きることもありません。

 天王寺狐徹は最後まで獅子であり、王。そこら辺の主人公に負けて直ぐ改心するようなラスボスのように、惰弱な存在ではないことを知らしめました。
 そして、どのような状況に置かれても、獰猛に笑い、不動である彼女に、管理人は心底惚れこんでいます。

 やはり、傍若無人で、徹頭徹尾信念を貫き通す姿は格好良い。

 ■ひかげとヒナタのお話を読みたいです■

 6巻の裏ボス的立ち位置となった牧村ヒナタ。
 本編に登場する機会はほとんどありませんが、ひかげの劣等感や、美園との関係など絡みだけならそこそこあります。

 管理人としては、ひかげとヒナタを絡めたお話が読みたいですね。
 ブラコンっぽいヒナタが、本編に絡むことによってどう活躍するのか見てみたい。また、美園にどのような話をして、ひかげに惚れるまでに至ったかや、狐徹とヒナタの関係など謎を明かす物語が欲しいところ。

 綺麗にというわけではありませんが、6巻で完結としても不思議ではないまとめ方だったので、正直7巻が発売するのか不安でたまりません。
 出ますよね? 大丈夫ですよね? ここで終わりにはしないですよね?

 続きが出る前提で、お願いごとをしておきましょう。
 ヒナタが無駄にひかげに引っ付いたりと、姉弟でイチャイチャする展開がありますように! ……ないですか、そうですか。

 □先が読めない手に汗握る展開が最高でした□

 やはり先が読めない面白さはいいものだと改めて実感させてくれた「生徒会探偵キリカ」6巻。

 7巻ではヒナタの登場をば! と願いを込めつつ、美園が自分の胸をひかげに触らせたシーンを読み返してきます。ここまで露骨な肉体的接触もなかったので、思った以上にドキドキしてました。変態ですがなにか?

◇関連リンク◇

生徒会探偵キリカ5巻感想

◇関連書籍◇

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